かつて、紙の均一な仕上がりの検査には、熟練を要する打音棒が使われていたが、品質にこだわる日本の製紙会社は、より再現性のある検査法を求めていた。そして30数年前、彼らが探しあてたのが軽量コンクリートの強度試験機「シュミットハンマー」だ。扱いが簡単、反撥度が数値として記録されるため、客観的に紙の均一性が証明される。製紙会社の必需品となった。
「スイス製品です。メカニズムとして完成されている機械ですので、30年来仕様の変更がありません。製紙工場がコンピュータ制御されている現在でも、ほとんどの工場で使われています」(輸入代理店の富士物産(株)営業部の竹田文夫氏)
現在では、電子式の強度試験機もある。これは日本の製紙会社の提案でつくられた紙・フィルム用の専用機。品質管理に厳しい日本から発信され、世界の製紙会社が使うようになったという。 |

機械を巻取紙に5〜10cm間隔で押し付け(写真左下先端部)、全巾にわたり硬度を測定。記録紙に硬度曲線が印字される。(LR型)
電子式の「紙・フィルム硬さ試験機パロテスター2」はパソコンによるデータ処理ができる
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