紙のやわらかさを評価するのに「剛度試験」が用いられる。剛度(こわさ)は、紙の曲折に対する抵抗性であり、理論的には、この性質は厚さの3乗に比例し、弾性係数に比例する。また、水分含有量により変化する。
一般的に紙厚が厚くなると同時に“こわさ”がでる。
こわさを必要とする用紙、例えば、カード用紙やダンボールの中芯等には、こわさがでるようなパルプが選ばれて使われている。これとは反対に、ティッシュ、紙タオルなどには高いこわさは好ましくない。
印刷用紙においては、「こしが強い弱い」という表現が一般的に用いられているが、こしが弱いとオフセット印刷機での給紙・排紙が困難になり、スピードがあげにくくなる。
しかし、書籍や雑誌の本文に用いる場合、特に頁数の多いものではこしの弱い方(しなやか)が好まれる。
今回の使用用紙であるオペレッタソフトは、機械パルプの厚さがでる特徴を利用しながら、一方で同時に発生するこわさ(こしの強さ)を技術で解消した、いわば相反する要求にチャレンジした新製品である。 |