日本製紙株式会社日本製紙洋紙営業本部



● ● ● ● ● 中国印刷会社訪問記 ● ● ● ● ●

中国の紙板紙の消費量は、年間3,000万t(1997年PPI)で、世界第三位の規模です。人口が多いため、一人あたりの消費量こそ少ない(24.7kg)ものの、都市部では消費ブームの到来により、新聞・雑誌広告や、街頭チラシが増加しています。
また、発行される出版物も日本や欧米に引けを取らないレベルの印刷が要求されるようになっています。現状、商業輪転機を導入している印刷会社は、中国全体で10社以下しかありませんが、今後導入を図る会社が飛躍的に増加するものと見られます。この先、需要拡大が見込まれる中国市場。その中で、今回は、上海の印刷会2社を訪問しました。

上海西口印刷有限公司 上海中華印刷有限公司

 8年前に100%外国資本の会社として上海に誕生した。当初は平台機だけであったがオフ輪機を1994年から2台導入して現在に至っている。雑誌類の印刷がメインであるが、チラシも印刷している。中国では、日本と違い分業化が進んでいない。このため印刷から製本にいたるまで自社でまかなえる様に設備を導入してきたことが、事業の成功につながったとの事です。

 
 設立は1912年と古いが2年前に有限公司に改組した。現在は平台機のみ10台。出版印刷に必要なメディアライセンスを取得しているので書籍、雑誌の印刷を手がけている。今年多色オフ輪機を2台導入(約10億元)する予定。上海市全体で出版物のカラー化が進行している事、チラシ需要が旺盛で平台では対応仕切れない事などを理由としている。



目次この頁のトップ 前頁 次頁