日本製紙株式会社日本製紙洋紙営業本部




釧路湿原。日本最大を誇る自然の芸術、カムイのおわす地。国立公園に指定されている部分だけでも26,861ヘクタール。この面積は東京23区の約半分に相当する。
 5000年前には海であったここは、3000年前から今のような湿原となり、今では2,000種の生き物が棲息する。
 見渡す限りに繁茂したヨシやスゲの草原、そしてハンノキ林。それらは、萌葱、緑、ベージュ、そして白と、四季折々にその色を変える。
 この地へ詣でるのに、車を利用するのは無粋というものである。車で訪れても、それはこの地のほんの表面しか見ることが出来ない。触れることもできない。
 この湿原には、釧路川をはじめとする何本もの川が、蛇のように、大きく曲がりくねって縫い進んでいる。この川を往けばいい。カヌーに乗って。
 茅沼(かやぬま)・シラルトロ湖周辺から釧路湿原のド真ん中を突っ切って、塘路(とうろ)、達古武(かっこぶ)を抜けて、細岡(ほそおか)、岩保木(いわほぎ)まで、水鳥達の天国である釧路川を下る。
 ゆったりとした流れの中で、湿原と一体となる感覚。この中で、ひょっとしたらカムイの存在を感じるかも知れない。くれぐれもカムイの怒りに触れぬように御用心あれ。



知られざる日本製紙・BACK知られざる日本製紙・NEXT目次この頁のトップ前頁次頁