日本製紙株式会社日本製紙洋紙営業本部



よ〜し君:わーっ、こんなに白い高白コート紙を見たのははじめて! 博士、この紙は何て言う紙なのですか?
パピルス博士:もう知っているのか。秘密にしていたのにの〜。これは「ダイナピュアホワイト」という新製品で、高白を越えた超高白コート紙じゃ。
よ〜し君:超高白コート!ネーミングに違わぬ白さですね。ねぇ博士、どうやってこのような白さがでるのですか?
パピルス博士:それはな、石巻工場で特別な炭酸カルシウムが作られる様になったからじゃ。その炭カルとは、おおいかん、これ以上は企業秘密じゃ!

よ〜し君:でも博士、ふつう紙は白ければ白いほど、裏面に書かれた文字や絵柄が透けるので読みにくくなるのではではないですか?
パピルス博士:いい質問じゃ。この紙に使われているさっきの炭カルじゃがの、こいつは特殊な形状をしていて不透明度がでやすいんじゃ。ちなみに紙の白さを表す白色度と、不透明度については『紙das』に詳しく載っているから、そちらも読んでもらうとより理解が深まるぞえ。
よ〜し君:へーぇ、ダイナピュアホワイトってずば抜けた白さで、それでいて従来のコート紙と変わらない不透明度を兼ね備えた、贅沢な紙なんですね。ところで博士、日本製紙がダイナピュアホワイトを生み出したいきさつはご存知なのですか?
パピルス博士:工場と研究所の技術・設備のノウハウの蓄積がおおきいの〜。日本製紙が市場調査をしたところ大きな反響があって、何度か試行錯誤を重ねて商品化したらしいぞ。ところで今は美白とやらがブームらしいし時流に乗っているの〜。
よ〜し君:そのような努力を経てダイナピュアホワイトが出来たわけですね。この紙なら、出版物の本文ページやパンフレット、カタログ用途なんかにうってつけですね。
パピルス博士:そうじゃ。この紙質ならコントラストも冴えるし、ハイキーな絵柄もクリアに再現されるじゃろう。おまけに白紙の光沢度がA2コートの中でもより高めに作られているので、よりいっそう美しい印刷上がりになるじゃろう。
よ〜し君:ふーん、博士って何でもお詳しいですね。何だか日本製紙の営業マンみたい。
パピルス博士:ほう、わしほどに詳しいとは、日本製紙の連中も結構やるもんじゃの〜!
おしまい



 石巻工場2C/R
名称 :2C/R
型式 :4ヘッドブレードコーター
塗工巾 :3,300mm
最大取巾 :3,280mm
日産 :280t
稼働 :1973年2月
主要生産銘柄 :A2コート
塗工米坪 :81.4〜186g/m2


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