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カレンダーやカタログに多く使用されている紙は、艶のある光沢を持ったコート紙・微塗工紙が使用されています。コート紙・微塗工紙は、紙の表面に特殊な塗料を塗ることで、大幅に印刷適性を向上させた紙ですが、光沢を出す為にはさらに艶出しの加工を施す必要があります。
これまでは、艶出しの道具はスーパーキャレンダーに限定されていたと言って良いでしょう。この装置は、堅いロールと柔らかいロールを何段も積み重ねた構造をしています。紙がそのロールの間を通るときに、強い圧力がかかるので、艶と平滑性が得られると同時に、紙全体が押しつぶされて密度が高くなる特徴を持っています。
ところが近年になって、紙を押しつぶさずに、ツヤと平滑を得られる「高温ソフトニップ」という装置が開発されました(身近な例では、アイロン台とアイロンをイメージしてもらえばよいかと思います)。樹脂製のロールと鉄のロールを組み合わせたものですが、鉄のロールは100℃以上に加熱されています。鉄のロールが紙の表裏均等に当たる様に、2組或いは4組で組み合わされていて、抄紙機の一部分として取り付けることができます。その温度、材質、構造の効果で、極端な言い方をすれば紙の表面だけを平滑化して艶をつけることができます。
つまり、中はフカフカ、表面はツルツルの特徴ある紙を作り出すことが出来るのです。
日本製紙は業界の先頭を切って、この装置を導入しました。このことがペガサスシリーズの開発を可能にしたのです。
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