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通算15号 有楽町かわら版 2001年(平成13年)1月4日 (季刊)

常務取締役 新聞営業本部長
横山 明
明けまして
おめでとうございます

日本製紙と大昭和製紙の統合で、皆様により良いサービスがご提供できるよう頑張る所存でございますので、どうかよろしくお願い致します。

 当社にとって21世紀は、日本ユニパックホールディングという旗のもとで幕を開けることになります。

 共販会社の発足は7月を予定しておりますので、今年の前半と後半とが異なることになりますが、考え方としては、4月以降日本製紙も大昭和製紙も共同歩調をとって物事に対処したいと思っています。

 統合により我々は同業他社の水準を凌駕する高品質・低コストの新聞用紙を製造できるメーカーになりたいという意志をもっています。

 このため、当面の課題である統合効果をいかに早くだすかということに注力したいと思います。技術交流による品質の向上や製造コストの低減は勿論のこと、規模が大きくなることで得られる工場別最適生産配分や交錯輸送の排除など、知恵を絞ることよって可能なコストダウン項目も沢山あるのではないかと期待しています。


 勿論これにはユーザーである新聞社さんのご理解とご協力が欠かせません。双方にメリットが出るよう具体案をつくったうえ、順次お願いをして進めていきたいと思います。もうひとつ、統合にあたって私どもが共販会社としての原点に置きたいのが、「顧客第一」という理念です。

 共販会社については、「もう一つの代理店をつくるのか?」という質問を頂戴したことがありました。我々は流通を複雑にする意図はまったくありません。合併ではなく統合ということから、必然的につくられた共販会社ですが、私どもは今までのメーカー営業から一歩外に出るこの機会に、営業とは何かをもう一度見つめなおすことが必要だと考えています。

 すでに去年の春から当社では、営業本部の組織を製品別から顧客業態別に組み替えましたが、共販会社の発足でもう一段背中を押されることになります。よりお客様のほうに近づくことは、「顧客第一」を標榜する私どもにとって望ましいことではありますが、製造現場との意志疎通に欠けることがあっては何もなりません。

 そのため、営業マンは今まで以上に工場のことをよく知る努力を重ね、自分のものにしておく必要があります。同業他社にないことをやるのだから、努力も人一倍しなければならないと思っています。「ゾウの時間とネズミの時間」という言葉がありますが、大きくなることによってレスポンスが遅くなる愚は是非避けたいことの一つです。

 お客様に喜んでいただける企業になるべく社員一同、心を合わせて努力致しますので、どうか倍旧のご愛顧をお願い申しあげます。



第15号 (発行日:2001年1月4日)
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