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7.でき上がったパルプを調成する

工場の
おじさん |
今まで紙の原料のパルプがどうやってできるのかを見てきたね。
パルプには今まで見てきた化学パルプと再生パルプ、それに木材をそのままほぐして作る機械パルプの三種類があるんだ。
そしてこの三つのパルプを、いろいろな割合で配合して、さまざまな種類の紙ができ上がるというわけなんだよ。
たとえば、上質の真っ白な紙は化学パルプ100%で作られ、新聞用紙などは三種類のパルプを配合しているのだけれど、約半分は再生パルプなんだ。
紙は、パルプの繊維と繊維がからみあってできているから、薄くてじょうぶなんだ。そのために、繊維を機械でたたいたりつぶしたりして、からみやすくしてあげるんだよ。
この調成という工程を通って、次の製紙工程へ続いていくんだ。 |
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化学パルプ
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原料の木材片(チップ)から、薬品を使って繊維を取り出したものが、化学パルプだ。
このパルプからは強くてなめらかな紙ができるんだ。
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再生パルプ
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古新聞、古雑誌などの古紙をパルプに戻したものが、再生パルプだ。原材料をリサイクルして使うので、省資源・省エネルギーに役立つというわけなんだ。
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機械パルプとは?
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今まで見てきたパルプのほかにもう一つ、機械パルプというものがあるんだ。
作り方はいろいろあるけれど、今はチップをリファイナーという機械ですりつぶして作るのが主流。すりつぶしてからそのままスクリーンでチリを取り、漂白すればできあがり。
インクの吸収が良く、不透明性が高い紙を作るパルプなんだ。
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●製紙工程
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製紙工程では、紙を作る方法はいろいろなものがあるけれど、ここではカタログや写真集なんかに使うきれいな紙を作る工程を見てみよう。
まず最初にパルプを水で薄めてワイヤー(網)の上に広げるんだ。
そうするとパルプだけが上に残り、薄いシートができ上がる。
これを大きなロールの間に挟んで脱水し、ドライヤーで乾燥させて紙を作るんだ。
でき上がった紙は、強度を高めるために表面にのりを塗られたり、ロールでしごいてツヤを出すなどさまざまに加工されるんだよ。
そのあとは、紙をいったんリールに巻き取って、カッターで決まった寸法に裁断するんだ。
こうして注文どおりの紙ができ上がるというわけなんだよ。
「ワイヤーで紙を形作る」へつづく |
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