| A7. ひとことで言うとティシュペーパーは水を含んでもほぐれずに強さを保っていますが、トイレットペーパーは水にほぐれやすいことが特徴です。
ティシュペーパーは原料に木材パルプを使い、ドライクレープ(柔軟性を持たせるためのシワ)をほどこし、2枚重ねにして連続的に取り出せるタイプが一般的です。一方トイレットペーパーは、原料に木材パルプを使うものと古紙を使うものに分けられます。衛生的で適度の柔軟性を有し、水にほぐれやすく、破れ、穴などの使用上の欠点がないもので紙幅は114mm、紙の長さは27.4mから100mまでの6種類があります。
本来、紙を構成している繊維は水に溶けません。トイレットペーパーは、水中で繊維がバラバラにほぐれるため溶けたように見えるのです。これに対しティシュペーパーは、水に濡れてもある程度の強さを保つように薬品(専門的には湿潤紙力増強剤と言います)を加えて繊維に定着させることで、水に濡れても破れにくく、また大量の水に対してもほぐれにくくなっています。この薬品がティシュペーパーの中で樹脂状になって繊維と繊維の結合を守るため、水に対してある程度の強さを保てるという仕組みです。
ティシュペーパーはトイレに流すと詰まる原因になりますし、トイレットペーパーは濡れたものを拭くと白い繊維が残ります。用途に応じて正しく使ってください。
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