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紙に関するQ&A

Q6.新聞紙ってどんな紙ですか?

A6. 私たちが毎日使う紙で、いちばん多いのが「新聞紙」。このごろはカラー印刷が増えてきたものの、やはり文字が多く、色もなんとなく黒っぽくて地味な紙です。しかし地味だからといって、決して簡単にできるわけではありません。

 新聞紙で一番大切なことは、強いことです。新聞は輪転機という機械で高速で印刷されます。さらに最近多くなってきたカラー紙面では、印刷機に何度も紙を通します。このため弱い紙では、印刷中に切れてしまいます。紙が切れて印刷が止まると、その分新聞の発行が遅れます。新聞は毎日のニュースを決まった時間に伝える必要がありますから、できるだけ早く読者の手元に届けるためには、紙が切れないことはとても大切なことなのです。

もうひとつ大切なことは、薄いこと。読者に届くということは、配達員が家庭にまで配達してくれるわけです。同じ情報を伝えるなら、紙は軽い方がいい、ということは薄い方がいい。紙の厚さは1平方メートルあたりの重さで表しますが、かつて52g/m2前後だった新聞紙はどんどん薄くなって、いまでは主に43gになりました。更に軽い紙の研究が進められています。

 ほかにも表面が平らであることや、文字が裏側に透けてしまわないことなど、新聞紙は多くの条件を満たす必要があります。さらにもうひとつ重要なことが、環境保護に役立つ古紙の利用。いまでは、新聞紙の原料のうち75%以上は古紙を使っています。新しいニュースが満載の新聞紙、古くなったらもう一度次の原料となって、またニュースを乗せて登場するというわけです。

 強く・薄く、そしてリサイクル。これらには高度な技術が必要です。世界中で、これだけの条件を満たすのは日本の新聞紙の他にはありません。まさにトップクラスのハイテク製品、それが新聞紙なのです。