A3.紙を作ることで木材資源がなくなることはありません。
日本は多くの紙原料用の木材を北米・豪州・チリなどから輸入しています。これらの国では国としての森林管理が適正に行われており持続可能な森林経営がなされています。また製材用材を初めとする植林が進み、森林面積は増加しています。日本の紙の原料に、消失が問題となっている熱帯の天然林はほとんど使われていません。製紙業界の原料調達の基本は森との共生。各国の森林の現状をしっかりと把握して、適切に管理されている森の資源を利用しています。 木は石油などの鉱物資源と異なり、使っても植えたりして育てればまた林となる再生可能な資源です。つまり私たちが植林などにより森を適正に管理している場合には、紙を作ることにより、森が減ることはありません。 製紙会社では古紙の利用を増やして行くとともに、製材品(柱や板)生産の副産物である木材を有効利用するなど、限りある資源をさらに効率的に使うようにしています。また一つの林すべてを製紙用に利用する場合には、稲や小麦の栽培と同様、それを目的とした林(木の畑)を作る、つまり産業植林を積極的に進めています。 日本製紙は「Tree Farm構想」基づき、「2008年末までに10万ha以上」を目標に植林しています。 |