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イベント情報

「国立遺伝学研究所」一般公開日における桜苗販売

当社は、これまでにも苗木を作ることが難しいとされていた樹木を、光独立栄養培養技術を用いた挿し木で発根を促し、苗木を育成させることに成功しています。すでに歴史的に由緒ある桜や絶滅危惧種に指定された植物などの後継木を育成してきた実績があり、現在も、この独自技術を活用して貴重な植物を後世に引き継いでいくべく取り組んでいます。国立遺伝学研究所の桜の後継木づくりも、この技術を用いたものです。このたび、国立遺伝学研究所の一般公開日に、同研究所が保有する「貴重な桜」17品種の予約販売を行わせていただきました。

開催概要

「国立遺伝学研究所」一般公開日における桜苗販売

http://www.nig.ac.jp/koukai/koukai2007.html

会期 :2007年4月14日(土)

会場 :国立遺伝学研究所(静岡県三島市)

主催 :大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 「国立遺伝学研究所」

入場料 :無料

出展企業 :日本製紙、日本製紙総合開発

お問い合わせ先

日本製紙(株) 企画本部 アグリ事業推進室
〒114-0002 東京都北区王子5-21-1
Tel. 03-3911-5312
Fax. 03-3911-9476
お問い合わせフォーム

出展目的

国立遺伝学研究所には、ソメイヨシノの起源を研究したことで知られる故・竹中要博士(元・同研究所細胞遺伝部長)によって全国から収集された桜が260品種以上植えられており、日本の桜の貴重な遺伝資源となっています。しかし近年、これらの桜は、衰弱したり枯れたりして、存続の危機にある品種も少なくありません。
こうした状況をうけて、日本製紙では2006年より、独自のバイオ技術「光独立栄養培養技術」(※)を用いて、同研究所が保有する貴重な桜の後継木育成を行ってきました。
毎年、桜の開花する時期に行われるこの研究所施設の一般公開において、このたび、当社の技術を紹介させていただきました。また同研究所の許可をいただき、実際に当社技術によって生産した、同研究所の貴重な桜の苗木の予約販売も行わせていただきました。

(※)光独立栄養培養技術:組織培養でエネルギー源となる糖の代わりに高濃度の二酸化炭素と水と光を施用することで、植物自身が持つ光合成能力を引き出す培養技術。

出展内容

●「光独立栄養培養技術」の紹介
桜は、根を出させることが難しく、通常は接木(植物の一部を切り離して、別の植物とつなぎ合わせる技術)でその数を増やしています。
一方、当社の技術を用いると、植物自身の力を高めることができるため、接木ではなく挿し木での増殖が可能となり、植物自らの生長能力によって根を出させることができます。さらに、接木のように別の植物とつなぎ合わせていないため、「貴重な桜を根から花まで100%純粋に」生産できます。
会場では、こういった当社の技術や特長をパネルで紹介したほか、実際に当社技術で作られた桜の苗木も展示しました。


●桜の苗木販売について
実際に当社技術によって生産した、国立遺伝学研究所の貴重な桜の苗木の販売予約を行いました。

予約販売された桜の1つ。「思川(オモイガワ)」の名は、栃木県小山市にある修道院の下を流れる川の名に因んで命名されました。淡紅色の花を枝いっぱいに付けます。
貴重なサクラ苗の予約販売のほか、「ソメイヨシノ」の苗販売も行い、用意した40本の苗は完売しました。

コメント

お天気に恵まれた当日は、約6,000人もの来場者が国立遺伝学研究所を訪れ、お花見を楽しまれている様子でした。1,000枚用意していた当社販売ブースの宣伝チラシを午前中には配布しつくしてしまうほど、当社が想定していた以上の来場者の方々で、会場は賑わっていました。
同研究研は桜の名所であるため、桜の愛好家も多く訪れるようですが、そのように桜に詳しいお客さまも、当社ブースへ立ち寄られた際に、「挿し木で生産したサクラ苗は珍しい」と感心されていました。
販売ブースでは、当社の独自技術「光独立栄養培養技術」により、「根から花まで100%貴重な桜」であるという点に惹かれて、苗木を購入してくださるお客さまが数多くいらっしゃいました。また、今回販売した以外の品種も販売して欲しいとのご要望を数多くいただきました。
普段は入手が困難な桜の紹介・販売であったせいか、皆さまの関心は総じて非常に高く、大成功だったのではないかと感じています。