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紙製品のグリーン・プロポーション

環境に配慮した製品が求められるなか、紙についても、古紙の回収を含めた原材料調達から生産、物流まで、製品のライフサイクルを通じて環境負荷を低減することが大切です。

これまで、環境に配慮した紙といえば「再生紙」でした。現在、古紙の回収率は70%、紙・板紙への利用率は60%に達しており、1980 年代後半から1990 年代初頭にかけて深刻であった「紙のゴミ問題」は一定の解決をみたといえます。

古紙の有効利用とあわせて、当社グループは、もうひとつの大きな課題である地球温暖化対策(CO2 排出量削減)にも配慮しています。古紙100%品など、古紙パルプの配合率が極めて高い再生紙は、化学パルプからつくる紙と比較して化石燃料由来のCO2 排出量が大きくなるというマイナスの側面があるからです。また、古紙を多く投入することで、塵・異物の除去や白色度向上などの処理にエネルギーや薬品使用などの環境負荷がかかることもあります

紙は、計画的な植林などによって再生産できる森林資源や、古紙を主原料としています。また、パルプ製造過程で発生するバイオマスエネルギーを利用することもできます。さらに、紙は家電製品や自動車とは違って、人々に使用される段階でエネルギーを消費することはありません。このような紙および紙パルプ産業の特性をふまえ、当社グループでは、製品における環境配慮のありかたを「グリーン・プロポーション」と表現して実践しています。

※古紙利用に関わる環境負荷についてはこちらをご覧ください。

図)当社グループが推進する紙製品のグリーン・プロポーション

※ ダイエット(DIET):本来「規定食、食事制限・療法」などの意で使われますが、各種環境面での「減量化・省資源」をイメージとしてお伝えするために使用しています。