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持続可能な原材料調達

グローバルな企業活動が進展するなかで、サプライチェーンにおけるCSRの重要性が高まっています。原材料や商品が世界規模で広く流通することによって、消費者は多様な選択肢のなかから安価で高品質な商品を選べるようになります。その一方で、原材料・製品供給者は、持続可能なサプライチェーンを維持していくために、自社だけでなく、原材料や製品の供給側(サプライヤー)の行動??労働安全衛生や人権、環境への配慮などにも目を配っていく必要があります。

とりわけ、紙パルプ業界では、サプライチェーン・マネジメントがCSRに関わる最重要課題のひとつとなっています。紙・パルプの主要原材料である木材資源は、地球環境保全に大きな役割を果たす森林からもたらされるものであり、その調達には多様なステークホルダーが介在しているからです。木材資源は再生産可能な資源ですが、周辺環境への影響を正確に把握しておかなければ環境破壊につながる可能性を秘めています。世界の森林面積は、各地で植林が進められているものの、いまだ減少傾向にあります。また、森林生態系に配慮した木材調達を求める環境NGOも数多く存在します。

日本製紙グループは、社会の要請や関心事を考慮しながらCSRを果たすという観点から、環境・社会に配慮したサプライチェーン・マネジメントを実践していきます。そのためにまず、グループの中核をなす紙・パルプ事業の主要原材料である木材チップのサプライチェーン・マネジメントを確実に実践することをめざしています。