当社グループの中核をなす紙・パルプ事業では、主要原料である木材由来の原材料を外部から購入しています。日本国内の当社グループ工場では、原料の過半を占める木材チップのほぼ4分の3を海外から調達しています。
これら資源の持続可能な調達を確保するため、当社グループはオーストラリア・チリ・南アフリカで、合弁会社などを通じて「Tree Farm構想」に基づいた植林事業を推進しています。
さらに、原材料全体に占める海外材、とくに広葉樹チップの割合が高いこと、またステークホルダーの関心が高いことから、輸入広葉樹チップの植林木および森林認証材へのシフトを進めています。2008年までに、国内の当社グループ工場では、当社グループが事業に関与していない調達先からの原材料も含めた全ての輸入広葉樹材を、植林木または森林認証材にする予定です。2004年度には、その割合が前年比で約4%増加し、80%にまで達しました。
なお、広葉樹の国内材は針葉樹伐採地に混在するもの、および持続的に利用されている里山から調達しており、針葉樹材は国内外ともに植林木あるいは製廃材・間伐材由来の原料を用いています。
今後、中国市場をはじめとする木材需要の増加が予想されるなか、海外材を安定して確保することがますます重要になります。当社グループは「原材料委員会」が中心となり、「原材料調達に関する理念と基本方針」に則ったCSR調達を推進していきます。

