日本製紙グループ 環境・社会報告書2004 インターネット版2003.4.1〜2004.3.31
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環境・社会パフォーマンス 紙・パルプ事業
Chapter1 原料調達における環境保全・社会的活動

環境パフォーマンス
古紙利用の推進
古紙処理設備投資の推進新聞用紙への脱墨パルプ(DIP)配合率拡大の取り組み古紙パルプ漂白における環境負荷
オフィス古紙の再資源化の取り組みR&D Report 未利用古紙の有効利用
古紙処理設備投資の推進
日本製紙(株)での新聞用紙DIP配合の推移 紙・板紙のうち、古紙の利用がもっとも進んでいるのは段ボールなどの原紙となる板紙です。段ボールの機能は物を運搬することにあり、印刷した文字や写真などの判読性は強く求められません。一方で、印刷出版用紙に代表される洋紙には、情報の媒体としての機能が求められるため、文字が読めるだけの品質、すなわち十分な白さ・高い保存性などが要求されます。そのため、古紙パルプを配合するには脱墨した後、さらに漂白する必要があり製造コストがかかります。また、化学パルプの1種で洋紙の主原料となっているクラフトパルプとは異なり、古紙パルプは製造時に外部からエネルギーを供給しなければなりません。こうした問題から、板紙の古紙利用率は90%を超えているのに対して、洋紙のそれは40%を下回っています。
 一方、洋紙のなかでも、新聞用紙は短時間で大量に印刷するため、とくに高い強度や作業性が要求されます。他の洋紙と比べて必要な白色度・保存性は低く、不透明度やインキ受理性が求められます。新聞用紙にはこれらの条件に適した機械パルプが従来、多く使用されていましたが、機械パルプは製造時に大量のエネルギーを消費します。
 製造コストや消費エネルギーの問題を考えると、上質な洋紙よりも、必要な白色度が低く機械パルプを使っている新聞用紙のほうに古紙パルプ(脱墨パルプ)を利用するほうがメリットがあります。洋紙事業を行っている日本製紙(株)では、新聞用紙への脱墨パルプ配合率75%をめざしています。2003年度の実績は72%となり、目標達成まであと一歩まできています。

各種の紙の特徴と古紙原料の利用しやすさ比較

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Chapter| 原料調達における環境保全・社会的活動
森林の保護育成
古紙利用の推進
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原産地との信頼関係の構築(南アフリカ)
原産地との信頼関係の構築(チリ)
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