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南アフリカでの植林の歴史は17世紀後半、ヨーロッパ人が母国から移植した針葉樹(松)の植林まで遡ることができます。19世紀半ばには、ユーカリやアカシアなどの広葉樹植林も始まりました。ユーカリは、もともと製材用原木としてオーストラリアから導入されましたが、19世紀後半に金やダイアモンドの鉱脈が発見されて坑木需要が高まり、1920年代からは政府が坑木用材としてユーカリ植林を奨励したため、植林面積が急速に拡大しました。またアカシアは、同じく19世紀後半にオーストラリアから薪炭材用材として持ち込まれ、その後、樹皮がタンニン抽出用原料として使われるようになりました。第二次大戦後、これら植林木の用途はパルプ用材へも広がり、現在では南アフリカ全体で生産される原木の約3分の2を同用途が占めています。なお、輸出用チップを含め、南アフリカで生産されるパルプ材は全て植林木由来のものです。
この長い歴史に裏打ちされ、南アフリカは、技術・研究両面で世界有数の植林先進国となっています。植林地面積は、全国土の1.1%に相当する135万ヘクタール。その内訳は松52%、ユーカリ39%、アカシア8%、その他1%ですが(2002年末現在)、ここ数年は、年間数千〜1万ヘクタール程度の微増に留まっています。
1975年、当社グループは、グループ初の広葉樹植林木資源として南アフリカからチップ輸入を開始し、以来約30年にわたり同国との関係を築いてきました。同国から輸入するチップは、当社グループの輸入チップ総量の約35%に相当し、オーストラリアに次いで第2位の位置を占めています。また、その積出港リチャーズベイからの木材チップ輸出量は年間約450万ADトン、単一の港としては世界最大級です。 |
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