日本製紙グループ 環境・社会報告書2004 インターネット版2003.4.1〜2004.3.31
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2003年度のハイライト
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その他の事業

 日本製紙総合開発(株)の事業は4つに大別できます。スキー場や各種スポーツ施設を運営する「スポーツ・レジャー事業」、航空緑化、海外植林などに携わる「緑化事業」、多様な保険商品を扱っている「保険・リース事業」、土地・建物の売買・賃貸を仲介する「不動産事業」などです。
 四国コカ・コーラボトリング(株)は、四国4県向けに、コカ・コーラをはじめとする清涼飲料を製造・販売しています。
 こうした事業内容であることから、マテリアルバランスのインプット・アウトプットは、紙・パルプや紙関連の他事業とは異なります。四国コカ・コーラボトリング(株)では、原液・水・糖類を原材料とした清涼飲料をびん詰、缶詰しています。そのエネルギー消費量は他事業と比較して少なく、2003年度の購入電力量は7GWhとなっています。また、2003年度の水使用量は919千トンで、2002年度実績の1,053千トンから減少しました。

環境パフォーマンス社会性パフォーマンス
独自の環境マネジメントシステムを導入
 四国コカ・コーラグループでは、現在1 工場と本社で認証取得しているISO14001に加え、コカ・コーラグループ独自の環境マネジメントシステム「eKOシステム」を2004年度から全事業所に導入しました。
 「eKOシステム」は、ISO14001をベースとし、清涼飲料メーカーの事業特性をふまえた独自の要求事項を追加して設計された環境マネジメントシステムです。
このシステムでは、
(1)コミットメント実行への決意
(2)コンプライアンス(法令遵守)とさらなる実践
(3)環境負荷の最小化と価値の創造
(4)リーディングカンパニーとしての責任
(5)責任ある企業市民として
 という5つのコンセプトのもと、環境負荷の低減と経営効率の向上を両立させ、水使用量・廃棄物の発生量・エネルギー使用量を、それぞれ削減するという3つの主要改善項目に取り組むことが規定されています。なお、認証は外部認証機関を使って行う予定です。

物流にともなう消費エネルギーの削減
 「eKOシステム」のなかの活動のひとつとして、物流におけるエネルギー使用量削減に向けた「エコドライブ」を推進しています。車両の燃費向上を柱として、2004年度から2006年度まで、毎年前年度比で2%の燃費向上を目標に、4つの具体的な施策に取り組んでいます。

具体的な施策
(1) 無用なアイドリングをしない。
(2) 経済速度で走る。
(3) タイヤの空気圧を適正に。
(4) 無駄な負荷をかけない

中国での砂漠化地域緑化プロジェクト
 日本製紙総合開発(株)は、中華人民共和国・寧夏回族自治区での砂漠化地域緑化プロジェクト「黄河中流域保全林造成計画」に参画しています。
 このプロジェクトは、日本国政府開発援助(ODA)の無償資金協力により、荒廃した砂漠化地域に森林を回復させるため、2001年10月に開始されました。寧夏回族自治区は、中国の華北・東北・西北部を含む三北地域のほぼ中央に位置し、黄河中流域のなかでも砂漠化の進行が深刻な問題になっています。その解決に向け、計画では「砂漠化地域の植生回復による飛砂の防止」「地域住民の福祉向上」「他の乾燥地域への緑化技術の普及」の3つを目的として、砂漠化地域にヤナギ・ポプラなど1,100万本を植栽した4,200ヘクタールの環境保全林を、一定面積ずつV期3年間で造成します。
 海外での産業植林の実績がある日本製紙(株)とジョイントベンチャー(JV)を結成し、この計画のU期・V期工事を受注しました。現在進めているV期工事が完了すると、同社JVにより約2,800ヘクタールの環境保全林が造成されることになります。
 当地での成果が「日中両国民の友好と協力」の象徴となり、豊かな緑を育む環境保護政策の21世紀型実践モデルとして、将来にわたって地球環境の保全に貢献していくことが期待されます。

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