日本製紙グループ
環境・安全
紙コップ使ってませんか?
対話期間2004.10.29〜2004.11.26

消費者
エコロさん
私は仕事で多くの企業に商談で訪れる機会があります。どの企業でも、最近ではゴミの分別やコピー紙の節約を徹底するのは常識で、省エネのため冷房を抑えたり、廊下の電気を一つおきに消しているのも珍しくありません。
そうした中で時折気になることがあります。それは、お茶を出される時、今も使い捨ての紙コップでコーヒーを出されることがしばしばあることです。会社によっては社員もその紙コップを利用していることもあります。小さなことですが、大所帯の大企業で毎日塵も積もれば・・・と、気になっています。もしも御社でもそうでしたら、止めたほうが良いと思います。日本茶でしたらミルク&砂糖も不要で、後で洗う器も一つで済みます。最近はお湯に溶かすだけでできる日本茶もありますし、お客さんに出すのには、そういったものを採用されてはいかがでしょうか。

CSR室
技術調査役
伊藤

省資源・ゴミ減量化への取り組みということでは、各社・各工場・事業所により進め方は様々ですが、例えば日本製紙の石巻工場を例にあげると、徹底したゴミ減量化を行っています。社員のコップは各自持参のもので、昼食時にも容器を洗浄して使用することはもちろん、割り箸の分別も徹底し自工場にて紙への再生化を行っています。
一方、本社などでは紙コップを使用しているところもあります。省資源・ゴミ減量化に対しては不利のように思われる紙コップですが、別の角度から見ると、陶器のコップなどを使用した場合に比べ水・洗剤の節約、洗う手間を省くことができる、衛生性に優れているというメリットも挙げられます。また紙コップの原料となる木は、持続的管理をすれば果てることのない循環型資源なのです。


消費者
エコ初心者さん
最近、環境について自分ができることは何だろうと考えるようになりました。紙コップについて、原料の木は持続的管理をすれば果てることのない循環型資源とありましたが、御社が直接、もしくは何らかのかたちで持続的管理に携わっておられるのでしょうか?
また、ゴミの減量化というとやはり将来的には紙そのものをもっと減らさないといけないという事になると思うのですがその点についてはどの様にお考えでしょうか?

CSR室
技術調査役
伊藤

紙の原料である木の育成・管理は弊社が積極的に推進している事業活動の一つです。主要子会社の日本製紙では、海外植林事業「Tree Farm構想」の下、持続可能な森林経営を目指しています。具体的には、2008年までに10万ヘクタールの植林を行うこと、全ての輸入広葉樹チップを植林地、あるいは認証林からの調達に切り替えることを目標に取り組みを進めております。
ゴミの減量化のためには、おっしゃられる通り、紙そのものの使用を減らす事が効果的でしょう。これは、紙のみならずあらゆる素材・原料に言えることです。しかし、私たちは日々紙を使い、またプラスチック、金属、ガラス、繊維、水、電気など…あらゆる素材・原料やエネルギーを頼って生計を立てています。私どもには、地球の資源・環境を守ると同時に、製品を安定供給し人々の生活を支えるという責任があります。よりよい生活と地球環境のために、今後ますます、製造者は環境負荷の少ない製法で地球にやさしい製品を供給し、使用者の皆さまにはそれらを無駄使いせず大切にご利用いただかなければならないと考えております。

対話期間2004.10.29〜2004.11.26
ステークホルダーとの対話