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日本製紙グループについて
学会/外部発表2000
紙の湿潤強度評価法の検討

日本製紙 技術研究所 大平 由紀子、駒井 順一、高野 俊幸、佐竹 寿巳

第67回紙パルプ研究発表会
日時:平成12年6月28日、29日
会場:北トピア

要旨:

 オフセット印刷時のトラブルの一つに、印刷中に過剰の水が帯状に紙に転移することによって生じる強度低下のために起こる断紙がある。断紙の起こり易さを評価するためには湿潤状態での紙の強度を測定することができればよいと考えられる。これまでの紙の湿潤引張強度測定法は、紙を蒸留水中に浸漬させ、完全にウェットの状態にして強度を測定する方法である(JIS P8135)。この方法は強サイズ紙に適用される方法で新聞用紙のようなサイズのほとんど効いていない紙では測定できない。
 そこで、断紙を定量的に評価するために、オフセット印刷と類似の状態で湿潤引張試験を行う方法を考案した。
 今回考案した湿潤引張試験方法は、通常の引張試験とほぼ同様の簡便な試験方法である。通常の引張試験と異なるのは紙にテンションをかけるのと同時に5μlの水を試験片の中央に滴下することだけである。

Abstract:

 In recent years, offset multi-color printing is increasing. Web breaks on the press caused by excess dampening water occasionally take place. However, dependable methods to simulate the web break have not existed.
 A novel instrument and method to simulate the condition of web offset printing was developed. Data showed that the method is useful to predict web breaks when sizing degree of paper is relatively low.


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